商材調達部
仕入/桝田ブロイラー所属
「生産者が継続発展するために、仕入で販売網を拡大していく」
地元なので、知人から紹介してもらって入社しました。頑張ったらしっかりその分評価してもらえることに魅力を感じましたね。最初はルート営業を担当していて、5年前から仕入全体を担当しています。
産地から食肉商品を仕入れて、必要量の発注をします。生産者さんや処理場のお困りごとをいかに解決できるかの思考は大切にしています。販売をする上で必要な商品を見つけてくることと、市場で余っている商品を販売にうまくつなげることが大事です。
在庫の管理も担当しています。適正在庫率、回転率を確認し効率的に運用していきます。
06:00
出勤
06:30
現場補助、荷物振り分け
08:00
仕入先との情報交換、仕入れ発注作業
09:30
営業部と仕入部でのミーティング
商品の過不足、新商品について(週に1回実施)
12:00
休憩
13:00
加工メーカーや産地などと商品の状況を確認
15:30
情報収集
輸入品の相場や入船量にて必要在庫の確認
17:00
退社
仕入れの産地が偏っていなくて、南九州・四国の多くのところから仕入れられるところです。仕入れ先約50社とまんべんなく付き合っているのは珍しいと思います。産地によって、お肉の味や特徴にも違いがあるんですよ。こだわりがあるお客さんも多いので、ニーズに合うように仕入れて販売しています。お客さんには、こだわりの飲食店も多いので、そのこだわりにあわせて我々も進化していかないといけませんね。
宮崎県や鹿児島県から直接定期定量仕入れをしているのも特徴です。年間でこれだけ数量とります、という契約で。安定的な仕入れができますし、生産者サイドからみても経営がしやすいので。例えばモモ肉や手羽先など人気の部位がある反面、季節によっては余りがちな部位というのがあるんですね。生産者さんから困っているといわれると、うちは人気のない部位も含めて、なるべくすべてを仕入れるようにしています。そのおかげか商品を安定的にいただけるので、欠品のない状態で回せている。産地の生産者の方のお困りごとに対応しているから、共存できているのだと思います。
鶏肉は賞味期限が短いので、期限内に回していくのが大変です。当日・翌日に処理した商品が入ってくるので、在庫を整理しながらきれいに販売していく、チルドで仕入れてチルドで期限内に販売するのが、腕の見せ所です。一年間を通してなので、特にクリスマスから年末にかけては勝負時ですね。
また、営業が売りやすい商品を見つけてくるところも、バイヤーとしては大事なミッションなので。アンテナを張り巡らせて、色んな商品を仕入れてくることは大変ですが、やりがいの部分ですね。
ただ売れるものを仕入れて流すのではなく、必要な商品を見つけるアンテナ力や、余っている商品をうまく販売につなげるアイデア力が必要となる仕事です。こういう商品が余ってるんだけど買ってくれないか?などの生産者からの提案に対して、NOと言わないで自分ならどう出来るかを考える。商品を出さないと産地処理は止まってしまうので、我々は生産者〜飲食店まで川上から川下まで、交通整理の役割も担っていると考えています。非常に社会性のある役割だと思いますよ。
自分も未経験から仕入の仕事を始めたので、興味を持ってくれた方がいれば経験は問いません。ぜひ一緒に働きましょう。