商品加工部
加工/マスダフーズ大分販売所属
「食肉卸だからこそできる加工力で、店舗の望むオーダーに対応する」
地元出身で、21歳の時に入社しました。先輩が働いていて、引っ張ってもらったことが縁です。その後20年以上働いていましたが、実は10年前に会社を一度退職しました。8年間居酒屋経営をやっていたんです。駅前開発の関係で居酒屋はやめることになりましたが、その後また会社に声をかけてもらって、いわゆる出戻り組です。
大分県内の飲食店や加工会社の依頼を受けて、食肉を加工しています。
自身の居酒屋での経験が活きていると感じています。今までは小さなところまでは目が届きませんでしたが、今は細かなところまで対応できるように意識しています。例えば、牛肉は大きくて、骨までいれると500キロもあるんですね。小さい飲食店だと、大きなサイズは仕入れても使いきれません。小さいサイズに加工したものがあれば嬉しいですよね。飲食店側の事情や気持ちがわかるから、加工という力で、お客さんが喜ぶような商品を案内することができるようになりました。
04:00
出勤
アルコールチェック
04:30
鶏肉の小分け作業、荷造り
06:00
配送スタッフは配送へ出発。加工スタッフは、牛と豚の加工。
10:00
休憩(1時間)
12:00
内部の加工作業
配送から帰ってきたスタッフと、肉をミンチにしたり、皮をはぐ作業をします。
14:00
退社
始業が朝4時で、6時過ぎに配送に出発、12時過ぎに帰ってきて、午後は作業という流れです。
午後早い時点で退勤できるので、夕方に野球を子どもに指導している社員や、趣味のサッカーやゴルフをしている社員がいますね。
子どもの保育園のお迎え時間にも間に合うので、家族団らんの時間もとれるようですよ。
牛、豚、鳥全般の商品の取り扱いがあることです。他社は肉ごとの会社が多いですね。カルネグループだと、全商品についての加工の技術を磨くことができる。カット、ミンチなどもできますし、グラム単位で納品もできるので、からあげ屋さんなどの細かな依頼をしたいお客さんからは喜ばれています。
どこまでお客さんの手助けができるか、というところです。人件費や食材の値段も高騰しているので、無駄なく、お客さんにぴったりの商品を提供できるかということは考えています。スライスだけではなく、もうひと手間包丁を入れて納品するとか。細かいことですが、そんな心遣いで安定的な取引ができると考えています。自分が21歳のときに入社したときから、もう30年以上ずっと取引している飲食店があったりして、お客様との信頼関係は実感しますね。
人が口にする商品なので、異物混入や衛生面は心がけますし、大切なところです。でも仕事として難しいことはありません。包丁さえ持てれば大丈夫。鳥を一羽捌いてみて、そこからどんな商品がとれるかを説明しています。これがささみ、これが手羽先とかですね、焼き鳥屋さんに行くのが楽しくなりますよ。興味を持てば営業にも活かせますから。ゼロからでも自分で覚えようという気持ちがある方なら、活躍できますので。やらされではなくて、自分でやりたい方、お待ちしています。